30. スターマイン
LYRICSNo.21~30

墜ちた星屑 人波と月影の街に輝いて
光に浮かぶ君の横顔 髪が夜風に揺れてる

はぐれないように手をつないで肩越しに見上げた空に

打ち上がる彩り満ちた花 空へ還る星のように
消えてゆく光、見つめながら もっと強く君の手握ってた

人波消えた夢の跡 月影、静かに傾いて
思い出すように動く街並 まるで、うたかたの灯し火

それぞれに抱きしめた未来へ集まった僕らを乗せて

舞い上がる想いとなり、いつか空へ還る星のように
咲き誇り消えゆく、その日まで もっと強く君を感じてたい

悲しみに挫けそうな日には 暗闇を照らすように
遠くまで光り、君の側に 咲き誇る花のように
空に光る星のように


■コメント■
え~、Two of usが三日月越えを目指した曲とするならば、この曲は僕の中ではTwo of us越えを目指した曲です。
詩を書く前は、全然違う歌詞にしようかと思っていたんですが。

僕の中では、夏の唄。
その中でも珍しくノリの良い仕上がりとなりました☆
まあ観て貰っての通りラブソングな訳ですが、ただのラブソングとして終わらせたくなかった気持ちがあって、歌詞の中にそんな部分を組み込んだりもしてるんですよ。

29. myself-yourself
LYRICSNo.21~30

心の窓から広がる世界
どんな色にだって思いのまま
鏡に映した瞳の奥で
探してたものは、すぐ見つかるさ

今にも泣きそうな曇り空見上げて
唇かみしめても何も変わりはしない

ほら、叫ぼうよ 笑顔が築く明日へ向かい
ただ、進もうよ 力の限り

出会いの数だけ手にした違い
どんな人にだって信じるまま
生まれたばかりの記憶の中で
失くしたものは 今もまだ生きてるさ

誰れ彼れ構わない占い見つめて
真に受けてばかりじゃつまらないよ、自由に風に乗って

ほら、叫ぼうよ 笑顔が築く明日へ向かい
ただ、進もうよ 力の限り
ほら、叫ぼうよ 笑顔に染まる明日へ向かい
ただ、進もうよ 力の限り


■コメント■
Hunt Up!の発展版といった位置づけかなぁ。
珍しく、テンポの速いポジティブ・ソングです♪(笑)。
個人的には1番・2番共のBメロの歌詞が気に入ってます☆
前々から断片的にあったフレーズを、やっと使えたって感じ。
曲の長さも僕の中では、かなり短くまとまった部類。
間奏を入れずに、終わりまで勢いに乗りたかったんよね(笑)。

28. ふたり星、願い星
LYRICSNo.21~30

何度も歩いた帰り道 今日は遠回りしよう
出会った頃の僕らの思い出話、笑いながら
いつも君は無口だったね 歩く速さも違ってた
今は僕の左側で同じものを見てる

何気なく見下ろした足元に 闇の中、咲いていた白い花
小さな夢、ポケットにつめ込んで 二人して見上げた空 流れ星

さぁ、願いをかけて 強く感じて 君となら叶えてゆけるから
僕に託して ありのままの君を ずっと守るから

通り過ぎてきた季節を 数え上げてみよう
桜も海も落ち葉も雪も…みんな、君と見ていたね

わがままでケンカをして困らせて いつだって謝るのは僕だった
冷たい手、絡ませて引き寄せた 今、二人の心の中 流れ星

さぁ、願いをかけて 強く感じて 君となら叶えてゆけるから
僕に託して この空の下で ずっと守るから
さぁ、願いをかけて 強く感じて 君となら叶えてゆけるから
僕に託して ありのままの君に 願い星、届けてみせるから


■コメント■
実は専門学校に行っていた頃に、作ろうとした事があった曲。
ただ、その時の自分では曲も歌詞も力不足というか上手く作れなくて 、そのままお蔵入りとなったものが、やっと納得する形で作れたって感じですわ。
いや~、時間の流れって凄いね(笑)。

余り書かないような書き方をした部分が幾つもあったりします。
歌い方も、伸ばし方のクセから外れた部分があったりとか…。
タイトルは、最初「流れ星、願い星」とつけようとしてたんだけど、しっくり来ないと思ってた所に、ある方が提案してくれたのがピッタリだったので、許可を貰って使用させて頂きました、感謝!

27. mirage
LYRICSNo.21~30

雨に煙る街並 テールライトの海  
信号待ちに甦る 君が見せた笑顔  
夜更けに鳴った電話 ノイズの乗った声  
言葉を探し止まるクセが 胸の奥に残る

曖昧な時間をまた二人は過ごしてゆくの?  
繰り返してきた問いの答えはもう知っていた

走り出した、強く募る気持ち  スピードを上げて君へ駆けてゆけ  
時間も距離も、ただの蜃気楼  この雨と共に全て溶けてゆけ  

忘れられない記憶 何気ない一言  
悪戯に絡まってゆく 幾つものマボロシ  

見え透いた明日をまた二人は築いてゆくの?  
繕ったフリをしても後へはもう戻れない

走り出した、強く募る気持ち  スピードを上げて君へ駆けてゆけ  
時間も距離も、ただの蜃気楼  この雨と共に全て溶けてゆけ
走り出した、強く募る気持ち  スピードを上げて君へ駆けてゆけ  
運命さえも、ただの蜃気楼  この胸を焦がす熱に溶けてゆけ


■コメント■
mirage:蜃気楼、妄想、儚い望み

この曲の方を思いついた時、浮かんで離れなくなった言葉をそのままタイトルに使ったんですが、そのまま歌詞にしてしまうと自分の中では方向性が違ったので、別の感じで取り入れました。
でも結構、またディープな感じの歌詞になったと思うけど…(笑)。
蜃気楼のような、ぼやけたイメージを感じて貰えたら上手くいったというところですかね。

26. Two of us
LYRICSNo.21~30

一人で暮らす事に慣れていた、そんな毎日も
これから二人分の幸せに形を変えてゆく

色褪せたポスターと外されたカレンダー
時計の針の音も消えて 街は夕暮れ色

片づいた部屋の片隅に残ってた
透明な日々の面影に手を振って
誰も居ない部屋に響く「サヨナラ」を
噛みしめて静かに灯りを落とす

いつもの休日なら、今頃はきっと街の中
これから二人「どこに行こうか?」と話をしてる頃

公園で遊ぶ声 ベランダ越しの景色
振り返り見渡して そっとドアに手をかけるよ

片づいた部屋の片隅に残ってた
透明な日々の面影に手を振って
誰も居ない部屋に響くデタラメな
口笛で小さな扉を開く

片づいた部屋の片隅に残ってた
透明な日々の面影に手を振って
背中照らし沈む夕日浴びながら
その先を誘う二人分の影 見つめて


■コメント■
え~、引越しの唄です(笑)。
でも、この時点で僕は引越しをした事がありませんでした(汗)。
そんな僕のイメージした、良い引越しのお話っていうか。

曲を思い浮かんだのがサビのメロディからだったんだけど、そこに当初全く違う2パターンの歌詞を思いついて、どっちを載せようかで迷いました。
結果的に、この歌詞が残った訳ですけど。
もう一つの方も、最後のサビの3行目に形を変えて僅かに生き残っていたりします(笑)。
この曲は、個人的には何か不思議な感覚の曲で。
その感覚が気に入ってます☆

25. 見えない月
LYRICSNo.21~30

月が生まれ変わる夜の闇に 薄く浮かんだ君の姿
何も言わないまま何処か遠く 僕に見えない月を見てる

ためらいながら呼ぶ名前は いつもと違う響きが残ってた
同じ微笑み、同じ眼差し だけど知らない君が居た

蒼く、蒼く沈む部屋で 君を、君を胸に抱いた
一つ、一つなぞるように 確かにするように

やがて更に深く夜の闇に 溶けて交わる君の姿
滑る髪が放つ、その香りが 僕に見えない君を映す

露わになった心の中 失くしたはずのカケラが光ってた
違う傷跡、違う道筋 重ねた先に君が居た

蒼く、蒼く沈む部屋で 君の、君の吐息がした
少し、少し包むように 熱を帯びるように

蒼く、蒼く沈む部屋で 君と、君と夢に堕ちた
巡り、巡り溶け合うように 心、結ぶように
やがて闇が過ぎる部屋で 君と、君と見つめていた
遠く、遠く見えない月が 二人、照らしていた


■コメント■
またちょっと、ディープめな曲を書きました。 
やっぱり、こういうのも書かないと 気が済まないので…。 
そしてまた、ちょっと月の力を借りました(笑)。
この中で書かれている月は「新月」です。
 
何ていうか、光の中で苦もなく目に出来る物事だけじゃなく闇の中で瞳を凝らして見つめる事で、見出せる大切なモノもあるんじゃないかなって思って、こうなりました。
この詩は、僕の好きな村上春樹氏の小説に出てくる夜の感じを僕なりの感じ方で書いていたりもします。
春樹氏の小説を知ってる人には、果たしてどう映るかな~?

24. 始まりの唄
LYRICSNo.21~30

Um…眺めている この世界は広く
Um…奏でている 想いで満たされている
Um…流れている 時は砂のように
Um…流れている 心は河のように

悲しみを抱いて眠る そんな日もあるけど
喜びを分かち合える 瞬間を目指して

何もかも越えて行くよ 君は空の中を高く、高く
追いかけて行くよ、ずっと 僕はこの大地を蹴って

Um…別れている それぞれの場所があっても
Um…重ねている 想いがあれば良いさ

”不器用な信じ方”と 誰の目に見えても
前だけに進む道を 真っ直ぐに 今すぐに

何もかも越えて行くよ 君は空の中を高く、高く
追いかけて行くよ、ずっと 僕はこの大地を蹴って
繋がって行くよ、きっと この地平線の向こう


■コメント■
書いた季節が春だからでしょうかね。
なんかそういう時期の唄というか歌詞になりました。 
曲が出来た時から”大地を踏みしめる” みたいな、そんなイメージが僕の中にあって。

使いたいと思っていたフレーズを修正してサビに使ってたりします。
タイトルは、やはり僕の中の曲のイメージから、こんな感じに。
「新しく始めるよっ!」って感じなんで、僕の中では(笑)。

23. Hunt Up!
LYRICSNo.21~30

晴れ渡った空を見上げて
お気に入りの靴で出掛けよう
はやる気持ちグッとこらえて
目的地は風にまかせよう

昨日も 明日も 通り過ぎてゆくのさ
笑いながら 歩きながら 何をしようか?

彼方、目指し 鳥が飛びました
受けた陽射し 浮かぶ空の下
宝探し 街へ飛び出した
君は何処へ? 何処へ?

昨日も 明日も 通り過ぎてゆくのさ
悩みながら 唄いながら 何を話そうか?

脱げた帽子 風に乗りました
慣れた暮らし かわし抜け出した
宝探し 鳥に聴きました
愛は何処へ? 何処へ?

彼方、目指し 鳥は飛びました
慣れた暮らし かわし空の下
落ちた陽射し それじゃ、また明日
宝探し ずっと終わらない


■コメント■
明るいですよ~、この曲は☆ 明るいっつうか、ゴキゲン(笑)。
この曲も、コードとメロディが先に出てきて、詩は後から。
ホント僕にしてはカナリ珍しくゴキゲンな曲調なので(笑)
折角だから歌詞も、そういう雰囲気を持たせたいと思って。
さらにちょっと言葉遊びをしてみたかったりとかもして、色々とやりながら進めていったら、こんな詩になりました。

22. バクの夢
LYRICSNo.21~30

何を話しても君は上の空
頭の中には気になる事で一杯
ちょっとした事がきっかけになって
深い森の中、迷い込んでしまう

どうしたら良いのか君も解らずに
的外れな答え並べてばかり

悪い夢なら僕が全部食べるから
悩み疲れた時には そっとおやすみ

一人になっても君は上の空
温かいココアも気が付けば冷めてしまう

育てたい事は沢山あるのに
悩みのタネだけ大きくなるばかり

悪い夢なら僕が全部食べるから
悩み疲れた時には そっとおやすみ
悪い夢なら僕が全部食べるから
部屋の灯りを消したら そっとおやすみ


■コメント■
ね、多分考えなくても良い事を考えてしまう事がある人は結構居ますよね。  僕も、その中の一人だけど(笑)。
この曲は、何気なく見つけたAメロから曲を作り始めて、その途中で何故か空想の動物「バク」がフッと頭に浮かんで、そこからサビの1行目が出てきてこんな曲になりました(笑)。

21. Heartfelt
LYRICSNo.21~30

光に溢れてる 夜の街を抜けて
二人が探してた 星達が見える場所へ行こう
手を伸ばせば掴めそうな程の 白銀の煌めきに
言葉を口にするのは止めて 二人、寄り添った

Mm… このまま、この夜の向こう側へと
抱きしめたぬくもりを届けたい
そう、誰よりも悲しみから遠い朝へ
あなたを連れ去ってしまいたい

ほのかに照らされて 浮かぶ一つの陰
二人に時の流れは どこまでも緩やかに思えた

目を閉ざせば伝わる 微かな柔らかい鼓動に
想いを口にするその代わりに そっと口づけした

Mm… このまま、この夜の向こう側へと
温めたぬくもりを届けたい
そう、誰よりも優しく包まれる朝へ
あなたを連れ去ってしまいたい
Mm… 誰よりも安らぎをくれる、あなたへ
飾らない想いだけ届けたい
あなたをいつまでも離さない


■コメント■
ヤバイです。 どうしちゃったんでしょうか、一体(笑)。
自分でもビックリな程の明るい曲です。
コードから先に作って、歌詞を当てはめて行ったら…こんな風になりました。
でも、こう言っちゃ何ですけど、良い曲だと思いますよ、これ(笑)。
実は狙ったんじゃないけど、個人的に「High Clear」が前編で、これが後編みたいな、そんな感じだったり。
クリスマス時期のムードにやられたのかもしれません(笑)。
ま、たまには良いでしょ? こういう歌詞書いてもさっ!

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