雨に煙る街並 テールライトの海  
 信号待ちに甦る 君が見せた笑顔  
 夜更けに鳴った電話 ノイズの乗った声  
 言葉を探し止まるクセが 胸の奥に残る
曖昧な時間をまた二人は過ごしてゆくの?  
 繰り返してきた問いの答えはもう知っていた
走り出した、強く募る気持ち  スピードを上げて君へ駆けてゆけ  
 時間も距離も、ただの蜃気楼  この雨と共に全て溶けてゆけ  
 忘れられない記憶 何気ない一言  
 悪戯に絡まってゆく 幾つものマボロシ  
 見え透いた明日をまた二人は築いてゆくの?  
 繕ったフリをしても後へはもう戻れない
走り出した、強く募る気持ち  スピードを上げて君へ駆けてゆけ  
 時間も距離も、ただの蜃気楼  この雨と共に全て溶けてゆけ
走り出した、強く募る気持ち  スピードを上げて君へ駆けてゆけ  
 運命さえも、ただの蜃気楼  この胸を焦がす熱に溶けてゆけ
■コメント■
mirage:蜃気楼、妄想、儚い望み
 この曲の方を思いついた時、浮かんで離れなくなった言葉をそのままタイトルに使ったんですが、そのまま歌詞にしてしまうと自分の中では方向性が違ったので、別の感じで取り入れました。
でも結構、またディープな感じの歌詞になったと思うけど…(笑)。
 蜃気楼のような、ぼやけたイメージを感じて貰えたら上手くいったというところですかね。


