すべてが満ちた夜 残された笑顔を後に
駅への道のりを 足早にたどる
一度だけの輝きを やわらかく包んで
最後の列車に乗り込み外を見る
遠ざかる街に 時を振り返ると
しまいきれいない気持ちが 涙に変わる
いくつもの出来事が 訪れては過ぎてゆく
ガラスの向こう側 大きな空と共に
移り変わる景色を この目に焼きつけて
生まれた場所へと 再び戻ってゆく
僕に触れた君の心は暖かくて
ただそれさえあれば言葉もいらなかった
いつかまた必ず会える その時まで
流した涙の訳を そっと瞳で閉じる
■コメント■
ありがたい事に、僕がネットを通して知り合う事が出来た人達は、どの人も本当に良い人達ばかりで。
なかなか実際に会って話を交わす機会は少ないんですが、チャンスがあれば出来るだけ出向いて行きたいと思っていて。
この曲は、僕の好きな佐野元春のライブを観に大阪や名古屋、仙台に行った時に、それまでPCを通してしか会えなかった人達と実際に会って、改めて「知り合えて 良かったなぁ」と強く思ったのを切っ掛けに、帰りの新幹線の中で詩を作りました。