19. 残月

LYRICSNo.11~20

冷たく乾いた 風が通りすぎ
花の咲く頃に 二人、出会った
惹かれあうように 言葉を重ねて
交じりあうように 夜を重ねた

いつもどこか心に 会えなくなる不安を抱え

あなたを想い 眠れない夜を数え
夜明けの月に歌う 宵待ちの唄

別れの言葉は すぐに訪れた
壊せないものを あなたは選んだ
逃げ水のように 夏は遠ざかり
蜉蝣のように 恋も途絶えた

それでもまだ心に 疼くような傷みを抱え

あなたを想い 眠れない夜を数え
夜明けの月に歌う 宵待ちの唄
あなたを想い こらえきれない涙で
ぼやけた月に歌う 宵待ちの唄

あの頃と同じように もう一度、照らしてくれ


■コメント■
はい、またディープな曲に戻りました(笑)。
秋の唄、月の唄、恋の唄。 もの悲しい、叶わぬ思い…。
完成してから気づいたんですが、そう言えば竹久夢二氏の「宵待草」ってあったんですよね。
ちゃんと聴いた事は無くて、後からネットで見たんですが…。
知らない間に、僕に夢二氏が乗り移っていたのでしょうか?
なんて言ったら、夢二ファンの方から大ブーイングかな(汗)。

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